
今回はすでにパーツのそろっている胴を組んでいきたいと思います!
まずは、胴のダンボールパーツとウレタンパーツを紐でつないでいきます。
穴を同じ位置に開けているので、布を縫うときのように紐で各パーツをつないでいきます。
ちなみに!これが!ずっと正体を現さなかった胸板(むないた)です!!!
…ふぅ。あらためて。
取り付け途中の曲線があるのが胸板で、その上にある四角いパーツが押付板(おしつけいた)です。
これらは脇板(わきいた)同様ウレタンパーツなのですが、ふちを盛り上げて作ってあります。
胸板の部分は刀を両手で持って振るときにかなり高確率で腕が当たる箇所なので、ウレタンで作ることで破損を防ぎます。
以前ダンボールだけで作った鎧で舞台に出演したこともあるのですが、何度か使うとすぐこの部分が歪んでしまっていました。
ここは腕が当たりやすい上にデザイン上強度も弱いので、壊れやすかったんですね。
また、パーツ同士を紐でつないでいるのも破損防止のためです。接着剤でも大丈夫だとは思うのですが、接着面が少なく万が一舞台上で外れても嫌なので紐でつなぐという方式にしました。手間はかかりますが、最悪壊れてもいきなり全部外れることもありませんし、かなり信頼しています。
ちなみに今まで壊れたことは一度もありません。
胸板と同様に他の胴パーツもどんどんつないでいきます。
六枚胴っぽくなってきたぜー!
さて、胴を縦につなぐ作業は終わったので、今度は横につないでいこうと思います。
合皮も紐も黒一色では地味なので、今度は赤い紐を使ってみました!
こんな感じで脇腹パーツと接続して、
前胴が完成!
とても四角いダンボール箱から生まれたとは思えないぜ…!
同様に背中側も組み立てます。
よっしゃー!両方できたー!
この段階でもうだいぶ鎧っぽくなってるんじゃないでしょうか。
この辺の作業からの毎回の達成感がたまらない…
そしてこの曲面と革のツヤがたまらない…←
という変態性(?)を発揮して今回はここまで!
続く。
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