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2019年4月26日金曜日

【読書振り返り】2019年3月版

もう4月どころか平成も終わりそうですが、くじけず3月の読書を振り返ります!



【これからを生きるための無敵の―お金の話】



インターネット掲示板の2ちゃんねるやニコニコ動画を作ったひろゆき氏が書いた、その名もずばり「お金の話」。

お金についての不安を持っている人は多いと思います。
この本ではその不安から解放されて毎日楽しく生きていくためには何が必要なのかについて語られています。

まずある程度のお金は生きる上で必要なのですが、それで幸せになれるかはまた別問題。
そしてお金を使わないとストレス解消や休日を過ごせないという人は、どんなに働いてもなかなか資産が貯まりません。

お金を使わないで楽しめる趣味を持っている人は最強です。

他にもこの本ではこれからの時代のお金の稼ぎ方についても触れています。

ユーチューバーなんかも徐々にメジャーになってきましたが、まだまだ日本国内向けに作っている人が多い。
翻訳技術の発展を利用してもっと世界向けに作っていく余地は多く残っています。
そしてその時に力を発揮するのは、おそらく日本の伝統芸能。

意外と日本の未来はまだまだ明るいのかもしれません。


【サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福】



2016年に出版され話題になった「サピエンス全史」の上巻。
2月からちまちま読んでいてやっと読了しました。

この上巻では、僕ら人類種の起源であるホモサピエンスなどが生きていた時代から紀元前200年頃までに大きな帝国を築くあたりまでが描かれています。

そもそも他の動物たちに比べて特別強靭な肉体というわけでもなかった人類は共通の物語(神話や遠くで起きた出来事など)を信じることによって大きな組織を作ることができるようになったことや、狩猟生活から農耕生活になったことで数は爆発的に増えたがそれぞれの自由は大幅に減ったことなど、人間社会の発展(ときには発展とは言えないことも)がすごくわかりやすく書かれていて理解しやすいです。

僕は読めば読むほど果たして現代の人類が“進化・発展”した結果なのか疑問を抱いてしまいました。

それに農耕の広がりの時に起こった、個人レベルでは生活の向上を期待して始めたことでも全体で見ると前の世代よりも窮屈な生活になってしまっていることなど、基本的に人間の考えることはこの数千年あんまり変わってないことなども分かり非常に面白いです。

下巻も早く読みたい!


【英語の多動力】



堀江さんついに英語関連の本まで出したか。
根底に以前話題になった【多動力】と同様の考え方を残しつつ、さらにこれからの世界で日本人が英語を学ぶ意義や方法を説いています。

自動翻訳なども精度が上がっていくこれからの時代になぜ自分で英語を学ぶのか。
それは、やっぱりその方が効率が良いからにほかなりません。

日常会話すらいちいち機械に頼っていたんじゃ結局その心は伝わらないし、英語が使えれば手に入れられる情報の数が文字通り桁違いになるのです。

それにやっぱり日本人は日本人相手に商売しがちですが、単純に考えて日本以外の人の方が圧倒的に多いのですから、やはりそこに目を向けない手はありません。

インターネットで世界と瞬時につながることが出来る時代なのですから、やはり英語は話せるようになるべきなのです。

ちなみにこの本の影響で僕も普段使っているスマホの基本言語を英語に設定し直しました。

最初こそ新鮮で別のスマホみたいでしたが慣れると特に不便な点もなく、それでいて英語に触れる時間が単純に増えるのでお勧めです( ̄▽ ̄)


【トランス (新版)】



僕にしては珍しく戯曲←

鴻上尚史さんが1993年に書いたものを2005年の上演に際し書き直した新版です。

初演の方の映像を観たことがあるので読んでいる時はどうしてもその時のイメージで読んでしまいましたが、やっぱり面白い。

普段あんまり戯曲読まないので少し時間かかるかと思っていたのですが読み始めたら止まらなくなり、結局その日のうちに最後まで読んでしまいました。

また本来作品とは関係のない“まえがき”と“あとがき”も本を買って読むからこその楽しみです。


【キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論】



これもしばらく「サピエンス全史・上」と並行してちまちま読んでいた一冊。

主にハイテク製品を売るときに経験することになるその商品やサービスのライフサイクル(時系列ごとの売れ方や売り方、市場の変遷)の中で、初期市場とメインストリーム市場との間にある溝:キャズムについて書かれた本の改訂版。

この説明だけだとなんのこっちゃって感じですが、規模の小さい初期市場から規模の大きいメインストリーム市場へ移行する時にターゲット層の違いから大きな落とし穴があるから気を付けろ、って感じです。

この本では改訂前から多くの実例を挙げているのですが、その例として挙がっている企業が改訂版では新しいものに変わっていて現代でもわかりやすくなっています。

テクノロジーが発展し数多くのハイテク製品に囲まれた現代では、このキャズム理論は決して他人事ではありません。

それに相手(ターゲット)によって売り方やその製品の在り方を変え適応していくことはどの業界にも共通する戦略になっています。

変わることで成長することの重要性がよくわかる一冊です。


【マッチョ社長のお悩み相談室 すべての悩みは筋トレで解決できる】



Twitterなどで人気の筋肉社長ことTestosterone氏の本。

構成としては各テーマごとにTestosterone氏が様々な質問に回答する形で筋トレのすばらしさを伝えています。

どの項目も質問が先行するので読みやすいですし、たまにある不思議な(?)質問にもユーモアを交えてしっかり回答しているので、他のTestosterone氏の本ともまた違う一面が垣間見えます。

他の著書同様解決策が筋トレに偏りつつも、しっかりと人生と向き合った答えばかりなので、読めば誰でも何かしら引っ掛かる部分があると思います。


【マンガ版 「好き」を仕事にして生きる】



ホリエモンこと堀江貴文さんの仕事についての本です。

仕事と言っても具体的なノウハウなどではなく、どんな仕事をやっていくべきかという考え方が書かれています。

結論から言うとそれはつまり「自分の好きなこと」。

自分の好きなことを仕事にすることで最大の集中力を発揮することが出来、結果として成果を上げることにもつながります。

この本では堀江さんの従来のこの主張を文章と並行してマンガでも描いています。

マンガの方の設定は、寿司職人の息子である主人公が交通事故をきっかけに西洋ファンタジーRPGのような異世界に転生してしまい、そこで武器商人をはじめとして自分なりに商売をしていく…というものです。

書かれている堀江さんの考えは他の著書でもおなじみのものが多いのですが、それでもベタベタな異世界転生ものとして主人公が仕事をしていく描写のおかげでかなり細かい内容までわかりやすく頭に入ってきます。

個人的にはベタな西洋ファンタジーの世界観が大好きなのでもうそれだけでかなり楽しみましたが、さらにそこで得た学びを応用することで自分の人生を充実させることが出来るというかなり効率の良い読書となりました。

また内容の大体半分くらいが漫画なので、通常の書籍よりも読み終わるまでの時間が短かったのも大きな特徴です。

本の内容だけじゃなく、時間を含めた読書効率まで上がる堀江さんの本には毎回驚かされます。



3月は以上の7冊でした。

お金に歴史に英語に戯曲…なんだかいつも以上にバラエティーに富んだ内容になったように思います。

今月も読んで終わりではなく、僕の今後のものの見方に大きな影響を与えるような本ばかりだったので将来に渡って効果の大きな経験が出来たんじゃないかな。

平成が終わって令和になっても、これまで同様飽きることなくたくさんの本から学び続けようと思います!


※各本のタイトルと画像は全てAmazonの販売ページにつながっていますので、気になるものがあったら是非リンクを見てみてください!

2019年3月17日日曜日

【読書振り返り】2019年2月版

前回から始まった月ごとの読書振り返りですが、今回は2月版!

先月は普通の本(?)の他に「まんがで読破」というシリーズをいくつか読んだので少し数が多くなりました。

それでは行ってみましょー。


【大富豪がわが子に伝える秘密の法則】



同じ著者と翻訳者の組み合わせの【一流の人に学ぶ 自分の磨き方】という本が大好きで、この二人の名前を見た時点で購入を決めていました(笑)

この本は著者が世界中の億万長者1200人以上(!)に聞いた「経済的成功について自分の子供に何を教えていますか?」という質問の答えをもとにして書かれています。

大富豪というとお金のことだけに思いがちですが、そのお金はあくまで様々な分野でなにがしかの成功をした結果として稼いだということなので、この本ではお金についてのことよりむしろ成功するための考え方や心構えについて説いています。

そしてタイトル通り子供に伝えるというテーマなので内容もわかりやすく、それでいて成功するための情熱が湧いてくるような項目ばかりです。


【死ぬこと以外かすり傷】



幻冬舎の編集者でありながら最近様々な分野で活躍している箕輪さんの著書。
内容としてはビジネスの現場での自己啓発という感じに近いかもしれない。

とにかく仕事に対して攻めに攻めて、情熱をもって働きまくる姿勢が伝わってきます。

それでいて時代を読み人を読み、そのうえでひたすら数を打ちまくる。

そういう考え方が染みてくる一冊です。


【ピロリ菌やばい】



先月読んだ【健康の結論】に出てきたので読みました。
こちらは胃がんの原因の多くを占める“ピロリ菌”に特化した内容が書かれています。

なによりこの本の特徴は、簡易的な検査キットが付いていて検査料と共にこの本に書かれている機関に検体を送ることで自分がピロリ菌に感染しているか手軽にわかるというところ。

検査の結果感染していなければ安心できるし、たとえ感染の疑いが出てもそこから病院でさらに詳しく検査して除菌することで今後の人生で胃がんになるリスクを大きく下げることが出来ます。

ホリエモンの“治療より予防”という信念を形にした画期的な本です。

皆どんどん調べればいいんだ!


【筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方】



Twitterで大人気の筋肉社長ことtestosteroneさんの、食事法についての本。

他にも様々な筋トレ本を書いている著者が、ダイエットに関してはむしろ筋トレより大事だという食事管理の方法を細かく教えてくれます。

その食事管理法とはつまり“マクロ栄養素管理法”。

マクロ栄養素とは「タンパク質・脂質・炭水化物」の三大栄養素のことで、要は一日の摂取カロリーを自分の身長体重などの情報から計算されたカロリー内に納めつつマクロ栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)を必要な分だけ摂取するというもの。

これは“出来たらいいな”くらいの数あるダイエット法の一つなどでは決してなく、今すぐ国民全員が実践すべきレベルの科学的で“最強の食べ方”です。

間違ったダイエットをしてマクロ栄養素が足りてなかったりすると逆に「太りやすく痩せにくい体」になってしまったりします。

そういう過ちを犯さないために、そしてしっかり筋肉を育てるために、このマクロ栄養素管理法は非常に重要な方法です。

ちなみに僕もこの本を読んでから筋トレと並行して実際にマクロ栄養素管理法を(全然完璧ではないながらも)やってみて、約一ヶ月で体重は約2kg、体脂肪率も約1~2%程度落ちてきました。

なにより普段食べるものの栄養素を気にしだしてからは食品に対する感覚が変わってきたのを実感しています。


【古事記 (まんがで読破)】



ここからはまんがで読破シリーズ。まずは日本の神話である古事記です。

古事記は以前岩波文庫の読み下し文のものを読んだことがあるので大体の内容は知っているのですが、ビジュアルでわかるとこれはこれで理解しやすい。

ストーリーとしても高校生が古事記の内容を調べていくという流れなのでただの説明に終始せず読みやすかったです。


【日本書紀 ─まんがで読破─】



古事記を読んだので日本書紀も。

日本書紀は原文を読んだことはないのですが、古事記と微妙に名前が違ったり話の細かいところが違ったりとこれはこれで面白かったです。

それに古事記の方が若干ファンタジー寄りなのですが、日本書紀の方は天皇の系譜についてより細かく書かれている印象で目的の違いがはっきり感じられました。


【五輪書 (まんがで読破)】



大剣豪・宮本武蔵による著書の漫画版。
一応ナビゲーターみたいなキャラはいるのですがほぼ宮本武蔵さんご自身が五輪書の内容を解説してくれます(笑)

五輪書はもともと兵法書というか武芸書といった類のものですが、漫画で描かれていることで刀の構え方や敵との対峙の仕方などが文章だけよりわかりやすいので元の五輪書にはないメリットが結構あると感じました。

これでざっくり理解してから元の本を読むと理解が深まりそうなので、今から楽しみにしています。


【学問のすすめ (まんがで読破)】



こちらも福沢諭吉先生ご本人が解説してくれます。

この本では「学問のすすめ」そのものの内容だけではなく福沢諭吉の人生についてもわかりやすく書かれているので、どういう時代背景のもと「学問のすすめ」が書かれたのかについても分かり理解がいっそう深まります。

たまたま先日テレビで、どこかの社長が「学問のすすめ」を経営の指針にしているというのを観たばかりなので個人的にタイムリーで、これもまた元の本を読むのが楽しみな一冊です。


【論語 ─まんがで読破─】



ある学校に臨時でやってきた国語教師(牛)が論語を駆使してクラスの生徒を導いていくというなかなかな超展開。

国語教師(牛)の存在はさておいて、随所に出てくる論語のフレーズはよく聞くものからなかなか耳にすることがないものまで幅広く書かれています。

もちろん長さの都合から「論語」全体からすればほんの一部しか紹介されていませんが、それでも現代社会でもばっちり当てはまる核心をついたものばかり。

勉強したころは漢文だというだけで敬遠しがちなものですが、学園ものという身近な例での実践例を見るとすごく理解しやすいものとなります。

解説は国語教師(牛)ですが。



2月は以上9冊でした。

まんがで読破シリーズがあるので数は多くなりましたが全体的に読みやすいものばかりで楽しかったです。

また食事法は実践しているしピロリ菌検査もそのうちやるので、読書によって行動が変わったわかりやすい月でもありました。

心構えも教養も健康も、何でも本から学ぶことで人生を向上させていきます!


追記:
まんがで読破シリーズは他にもたくさん作品があるので、興味のあるものが漫画化されてないか是非一度探してみてください!