広い意味で畳胴とは「たためる鎧」のことなので形状が何種類かあるのですが、今回はその中でも大河ドラマなどで雑兵がよく装備しているものを作ろうと思います。
まず、布を鎧の形に裁断。
ちょっと猫さん邪魔なんですけど…
布作業はここから写真撮り忘れてるんですが(←)、簡単に言うと前(腹側)と後ろ(背中側)にそれぞれエプロンみたいなのを作ります。
これが今回の畳胴の基本となる部分なので、いつも作っている"板物"の鎧よりも大まかな形がはっきりするのがかなり早いです(それ以外の作業がめちゃ長いのですが)
布ができたら今度は板パーツを作ります。
畳胴の構成要素は大きく分けてこの布と板パーツだけなので、作業としては今までで一番簡単かもしれませんね。
3mm厚のウレタンを切り出します。
ウレタン切り始めると鎧作ってる感が出てくる←
もともと丸めて保存してあったものなので板自体に丸い癖がついてしまっています。
このままでは使えないので、熱を加えて平らにします。
左側が熱加工後です。
んでこのウレタンに合皮を貼っていきます。
まず合皮のほうにGボンドを二度塗り。
今回は板を固めにしたいのでG17を使います。
ウレタンのほうにも塗り塗り

Gボンドを塗ると少し丸くなりますが、あとで乾燥すればまた平らに戻ります。
ただし貼るときに無理に合皮を伸ばして貼ったりしてしまうと、乾燥した時に合皮の戻ろうとする力に負けて逆に反ってしまうので注意が必要です。
さて、G17は完全に乾燥すると接着力がなくなるのでさっさと合皮を貼りましょう。

こんな感じ!
次の工程までに完全に乾燥させるので、今回はここまでー
続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿