2018年1月13日土曜日

南蛮胴4 合皮貼り

今度こそ他のパーツにも合皮を貼ります…!

まず前回装飾した胴から。



胴は曲面が大きいので、札板(さねいた)の時に使った「G17」ではなく「G10」のボンドを使用します。



G10はG17に比べて接着力は劣りますが完全乾燥してからの貼り合わせになりますし、軽く貼って圧着する前ならはがして貼り直すことも出来るので曲面が貼りやすいのです。

(G17の方が貼った後の仕上がりが硬くなるので、札板の時は僕の好みでG17を使用しました)

使い方はG17とほぼ同じなので、まず合皮に原液のまま2度塗り。

そしてG薄め液で薄めてから、胴に塗ります。



ちなみに



全面塗って持ちにくくなるので、裏側にウレタンの端材を軽く貼り付けて取っ手にすると作業しやすいです。

G10なのでいつも(G17)より長めに乾燥してから、



トルソーのトールくんスタンバイ!



センターから徐々に貼っていきます。

そして貼り終わったものがこちら↓



いつの間にか満智羅(まんちら)も出来てるー←

曲面の曲がり具合が大きいとたとえ伸びる合皮であってもどこかで"歪み"ができるので、なるべくその"歪み"を目立たない箇所に集めて切り落とします(今回は満智羅で隠れるので首元にしました)。


同じ要領で背中も



脛当ても



合皮を貼り終わりました!

こちらは装飾として草摺と同じ色の紐を通してあります。


大物はだいたい終わったかな?

今回はここまで~


続く。



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