2019年3月9日土曜日

【読書振り返り】2019年1月版

小説よりビジネス書を読むことが趣味の俳優、若林辰也です←

今年から毎月の読み終わった本を手帳にメモするようになったのですが、せっかくなのでブログでもそれぞれの本について感想を書きつつ振り返ってみようと思います。

ということで今回は2019年1月に読んだ本について書いていきます!



【エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする】



年始ということで最初は過去に読んだ良書の再読から始めました。

現代人はとかく忙しいので、様々なことを同時に処理しようとして意識やエネルギーを分散してしまいます。それでは何事も解決できず中途半端になってしまいます。

この「エッセンシャル思考」というのは、今やるべきと思っている“多くの瑣末なこと”を切り捨て時間やエネルギーを“少ない大切なこと”に集中させるための考え方です。

「より少なく、しかしより良く」

これがこの本から学べる重要な考え方です。


【一流の人に学ぶ 自分の磨き方】



僕が大好きな本の一冊。これも再読。

「信念、勇気、努力、情熱、成長、規律、学習、感謝、謙虚、正義、忍耐、寛容」の12のテーマについて、1流の人と2流の人(1流以外の人達)での考え方の違いが書かれています。

それぞれのテーマはさらに細かい項目に分けられ、各項目は長くても見開き2ページに収まる文章で書かれているので短い時間でも読みやすいです。

例えば、

「二流の人(中略)の信条は、仕事でしたすべての行為の対価を受け取ることだ。
 一流の人(中略)はひたむきに努力すれば、いくらでもチャンスに恵まれることを知っている。」

という風にわかりやすく比較して書かれているので、自分の考え方を少しずつ1流の人の考え方に近づけるのにもすごく便利な本です。

この本はつい定期的にいろんなページを見返してしまいます。



【センスは知識からはじまる】



再読。
「くまモン」をデザインした水野学さんのセンスの磨き方についての本です。

水野さんはセンスの良さを“数値化できない事象を最適化すること”と定義し、どんなジャンルでも共通のセンスの本質について教えてくれています。

どんなものでも、それに対する知識が多ければ多いほどセンスの良さを発揮できる可能性が高くなります。

そしてその知識を効率良く増やすコツは

  1. 王道から紐解いていく
  2. 今、流行しているものを知る
  3. 「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる

この3つ。

これらで知識を蓄積していくことでセンスは磨かれ、より最適化したアウトプットができるようになります。


【本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて】



タイトル通り、第三者ではなく金持ち本人が書いた金持ちになるための本。

著者はイギリスの出版業界で財を成した大富豪で、その当時の実際のビジネスの経験も数多く書かれなかなか臨場感にあふれた内容になっています。

もちろん僕が現在いるのは数十年前のイギリスでもなければ出版業界でもありませんが、その考え方や心構えは参考になることも多く、きっとこの著者が現代日本の若者だったとしても大成功したろうと思えます。


【人生にゆとりを生み出す 知の整理術】



作家でありブロガー、そして“元日本一のニート”というpha(ファ)さんの本。

働きたくなさ過ぎてシェアハウスを運営したり本を出したりしたphaさんがある種成功した理由の一つが「しんどいことを避けてうまくやる」こと。

そして知識があれば多くの不幸(しんどいこと)を避けたりいろんなことをショートカット(うまくやる)出来たりする。

知識は勉強によって身につきますが、この勉強への抵抗のなさが人生を変えることになります。

ということでこの本にはphaさんが実践している多くの勉強法が書かれています。

勉強法というと堅苦しく感じますが、大事なことは
  1. 「習慣の力」でやる
  2. 「ゲーム感覚」でやる
  3. 「楽しいことだけ」やる
この3点。

勉強は楽しいものなのです。


【小さな習慣】



昨年末に読んだ【ぼくたちは習慣で、できている。】に出ていたので買った、このテーマでは有名な本。

様々な習慣を身につけるために有効なのは、とにかく小さいことから始めること。

ということでこの本の著者はブログで「腕立て伏せ1回チャレンジ」というのをやったそうです。

「1回なら失敗のしようがない」ので毎日クリアできるし、腕立て伏せの体勢はすでに出来ているので1回以上の回数も心理的にやりやすくなります。

結果この「腕立て伏せ1回チャレンジ」は最終的にジム通いまで発展し、習慣化としては大成功をおさめます。

他の習慣も同様で、ハードルを下げてとにかく小さく始めれば、いつか大きなことが実現できるようになります。


【やめられなくなる、小さな習慣】



習慣シリーズ。これコーヒーこぼして染みを作ってしまった本や…orz

こちらでも上記【小さな習慣】と同様に身につけたい習慣のハードルを下げ小さく行うことが説かれていますが、ほかにも習慣化に使えそうな最新のスマホアプリのことが書いてあったりと具体的な方法にも言及しています。

その根底には「習慣化は技術だ」という著者の考え方があり、それゆえ誰でも再現できるように多くの“技術”が載っています。


【健康の結論】



ホリエモンこと堀江貴文さんの健康についての本です。

堀江さんの本をあまり読まない人には意外なテーマかもしれませんが、堀江さんはとにかく死というものに恐怖を感じ、長生きしたいそうです。

そのために様々な情報を集めたり予防医療を普及させるための団体を作ったりして活動しています。

この本でも知っていれば比較的簡単に予防できるガンのことや、一般人がAEDを使う大切さなどが書かれています。

胃がんや大腸がん、子宮頸がんなど現代では多くのガンでその罹患リスクを下げる方法があるし、AEDは使った場合と使わなかった場合で救命率が2倍近く変わります。

どれも知っていればできることで、またどんな病も治療より予防の方が金銭的なコストも安く済みます。

なにより健康に過ごせることって素晴らしいじゃないですか。

この本をはじめ知識を付けることで自分の体のみならず大切な人の身も守ることができる。

是非一読をお勧めします。



以上、再読したものも含めて8冊。

実際には並行して読み進めていたものもあるのでもう少しあるのですが、とりあえずこんな感じで。

テンション上がって思いのほかひとつひとつが長くなってしまった…

それぞれの本のタイトルと画像はAmazonのページにリンクしているので、興味のある本があったら是非読んでみてください。

己に課金する楽しさを一緒に味わいましょう(笑)

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