2019年11月19日火曜日

12月出演情報『善意の後継』ギロチンメソッド

11月も下旬に差し掛かり間もなく稽古も始まるギロチンメソッド第二回公演『善意の後継』

年末に、文字通り今年最後の舞台として出演いたします。

以下、詳細です。





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『善意の後継』


~出演~

竹田航
三浦記志
八木翔也
生島誠人
大村俊輔(劇薬混入団すくらっち)
加藤雄太
木幡良樹
澤島祐介(劇団虚幻癖)
篠原ありさ
ちょ(やさしい味わい)
maica
增井豪(ALT)
山内里紗(C.C.C/ALT)
山本悠樹
若林辰也

~スタッフ~

作:竹田航
演出:八角数計
舞台監督:アンディ本山
音響:香田泉(零's Record)
音楽:小日向孝太
照明:伊藤将士(株式会社ラセンス)
総合美術:一人
運営制作:さいとうみき

企画・主催:ギロチンメソッド
お問い合わせ guillotine_method@yahoo.co.jp

~日程~

2019/12/26(木)~12/29(日)
26日(木)19時
27日(金)14時/19時
28日(土)14時/19時
29日(日)13時/17時
※開場は開演の30分前

~会場~

オメガ東京

東京都杉並区上荻2-4-12

JR荻窪駅より徒歩11分
JR西荻窪駅より徒歩20分

~チケット~

前売り・当日とも3,500円

~ご予約~

https://ticket.corich.jp/apply/103589/005/

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最近の僕としては割と早いペースの出演で気合い十分!

今回初めて出演する団体のギロチンメソッドさんですが、よく知ってるメンバーも何人かいるし演出は過去に何度もお世話になっている八角さん。

物騒な団体名のわりに適度な安心感の中、稽古頑張っていきます!

年の瀬の忙しい時期かとは思いますが、今年最後の観劇にぜひご来場くださーーい!!!

2019年11月2日土曜日

血塗れ手斧2 塗装~完成

前回で形はほぼできました。



なんかこの角度がお気に入り(笑)

というわけで今回は塗装していきます。

まず色を塗る斧頭の部分にG10ボンドを塗り下地処理をしていきます。



表面を綺麗に仕上げたい場合は薄めた方がいいんですが、今回はハロウィン仕様で汚しもいれるので原液のまま。

Gボンドが乾燥したら柄の部分に塗料が付かないよう養生して、まず黒く塗ります。



黒が乾燥したらさらに養生して今度は刃の部分を銀にします。



いい感じー!

斧としてはもう完成でもいいのですが、今回はハロウィン仕様なのでここからさらに塗装。

汚しを入れていきます。



角やふちの部分に暗め~明るめのグレーや銀を筆で塗り使用感を出し、まばらに赤を塗装。

すべての塗装が乾燥したら最後にトップコートとしてつや消しクリアを斧頭全体に吹いて、



これにて血塗れ手斧完成ー!

いやぁ、よき棒がよき仕事してるわ…(笑)


サクサク作った割にはよさげな斧が出来て(反省点はあれど)個人的には満足。

ライブを観に来たお客様にも斧持ち花嫁が結構好評だったようで、今年はなかなか良いハロウィンになりました~。


終わり。





2019年11月1日金曜日

血塗れ手斧1 ベース作り

先日幕を下ろしました「トランス」の振り返りもせぬままもう11月。

そして今回の話題は昨日のハロウィン←


「トランス」で共演した瀬戸瑞樹さんがハロウィンライブで僕が作った手斧を使ってくれました!


(写真は瀬戸さんより拝借)

なかなか狂気に満ちた花嫁姿だぜ…


というわけで今回はこの斧の製作過程書いていきまーす!


まず“よき棒”を用意し、ウレタンで刃の部分を作ります。



刃パーツをよき棒に接着。



サクサク進みすぎて写真撮るの忘れましたが、さらに上にウレタンを重ね厚みを増してから刃の部分を削りました。

すでにだいぶ斧!

今回あんまり写真ないので今日はここまで。
次回完成しまーす!


続く。




2019年9月28日土曜日

金棒4 塗装~完成

前回まででだいぶ金棒っぽくなってまいりました。


今回は塗装!

全体に下地としてラッカーうすめ液で薄めたGボンドを塗り、乾燥。


わかりにくいですがうっすら黄色がかってます。

ウレタンに直接塗装しようとすると、ウレタンが塗料を吸収してしまいうまく塗装できないためこのように下地処理を行います。

そしてしっかり乾かしたら塗装。

今回は潔く全部真っ黒!


おお…なかなかな威圧感のある鉄の棒が出来上がった!

握る部分に白い布(今回はさらしを使用)を巻けば、


かんせーい!!!

柄尻の輪っかにも細い布を巻いて垂らそうかとも思いましたが、取り回しを考えて今回はなしにしました。

グリップを太めに作ってしまったので少し握りづらいですが極端に重い材料なども使っていないため見た目に対してだいぶ軽く、かなり扱いやすいです。

また、構造上かなり頑丈に作ってあるので多少ぶつかったりしてもそう簡単には壊れません(塗料ははげるかもだけど)。

軽く丈夫なので、実際の殺陣でも十分使えます。


なにより大きい金棒があると、「鬼!」って感じがしていいですねぇ…


以上、久しぶりの武器作り「金棒編」でしたー!


終わり。


2019年9月27日金曜日

金棒3 外側作り

前回まででだいぶ金棒っぽくなってきました。





もう少し太さが欲しいのと、補強や加工のしやすさを向上させるために今回は表面を作っていきます。

まず5mm厚のウレタンに思い切りGボンドを塗り



八角形の一面ずつに貼って全体を覆います。



これが



こう。

ちゃんと先端も貼り、写真撮るの忘れましたが柄尻の輪っかも同様に補強します。

次は装飾パーツ。

2cm厚のウレタンを2枚重ねて4cmにし、材料切り出し。



短い円柱のパーツをいくつも作り



山形に削る。



これを八角形の上半分のよさげなところに接着すれば、





これぞ金棒!って形にー!!

やっぱ鬼の金棒といえばこの突起だろうということで。

金棒の形は大体出来上がりました!

あとは塗装やー!!


続く。



2019年9月26日木曜日

金棒2 内側作り

前回は白い直方体を作りました。


もともとのEPPフォームの厚みが4cmで、現状表裏2枚合わさって8cm。

これでは今回作りたい金棒の太さに少し足りないので、上半分にさらにEPPフォームを追加して貼ります。



厚くなった!

ちなみに真ん中の段差のところ(追加した分の端)がデザインした太さに足りるかどうかを確かめるのに、ちょうど「東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」という本を読んだ直後だったのもあり1次関数の式とグラフ(y=ax+b)を使いました。

実際に作ってみてマジで絶妙にデザインに干渉しない位置にできて感動!



上画像の線が描いてあるところね。


…すみません、文章も下手で伝わりにくいと思いますがとにかく無事に厚みを出せたということです(汗)

とにもかくにもこれを削って、金棒の形にしていきます。

まず断面は四角形のままそれぞれの面を斜めに削ります。





一番下(柄尻)は金棒っぽく見える装飾をしようと思うので大きめに残す。

今度は断面が八角形になるように。



下まで削ったら柄尻の装飾を形にしていきましょ。





なんかあるよねこういう輪っか。

八角形になって握りやすくなり、だいぶ金棒に近づいてきました!

とはいえまだまだただの白い棒なので、次はさらに金棒に近づけていきます。


続く。



2019年9月25日水曜日

金棒1 ベース作り

今回作るのはこちら。



いわゆる鬼の金棒。

普段あまり作らない武器ジャンルの中でも金棒という大きく厚みもあるものだったので、いままで気にはなってたけど使ったことのない素材で作ることにしました。

そんな期待の新星がこれ。



EPPフォーム!

画像だとただの白い板なので分かりにくいですが、ざっくり言うと溶剤系の接着剤に強い硬めの発泡スチロールといったところ。

普通の発泡スチロールは溶剤系の接着剤(Gボンド等)を使うと表面が溶けてしまうのですがこのEPPフォームはしっかり耐えてくれるので、厚みのある武器やロボットなど大型の衣装を作る際によく使用されています。

今回は4cm厚を使用。

まずはこのEPPフォームからパーツを切り出し



内側に、芯になる棒を入れるための溝を彫ります。



作る金棒の長さは約140cmにもなりEPPフォーム1枚の長さでは足りないので、上下で分割して作りました。

ということでその上下をGボンドで接着。



すごい…本当に溶けない…!

そして溝に芯を入れる。



今回は家にあった木の棒を使いました。

もともと別の舞台で短めの手槍として使っていたものなので長さが完璧。

今後は金棒としてしっかりやっていくんだぞ…!

というわけで芯の表面にもしっかりGボンドを塗り



反対側も接着。



とりあえずこれでベースの白い直方体ができました!

次回は形を整えていきます。

※ちなみに今回使った接着剤はすべてG10です。

※あと製作記は久しぶりなので注意喚起!Gボンド等の溶剤系の接着剤を使う際は必ず十分な換気をし防毒マスクを装着すること!フィルターもちゃんと期限内の物を使いましょう。いのちだいじに!


続く。



2019年9月24日火曜日

鬼に金棒

もうモンファミ公演から1週間経つのか…

現在の活動としては次の舞台に向けてガンガン稽古しているところですが、もう少しだけ先週やってた施設公演のお話をば。


今回の演目「必殺!鬼退治」、桃太郎モチーフだけあって僕の役は“青鬼”でありました。



そして相棒赤鬼と共に僕を支えてくれたもう一人の相棒がこちら。

桃太郎の鬼に欠くべからざる存在、“金棒”。



ブログにわざわざ書くだけあって青鬼本人の若林が製作しました。

キャー!ステキィーーー!!←

依頼された当初「鬼と言えば金棒だろ!半端な物は作れぬ!」とか息巻いてデザインした結果、狭い施設では使いにくいほど大きめに作ってしまいましたが…

結果的に鬼の恐ろしさや力強さを表現するのにかなり役立ったのでよしとしましょう!(笑)

ちなみに普段あまり作らない小物としてはおばあさんが桃太郎に持たせる“きびだんご”も実は青鬼製でした。





こういうのもたまには楽しいですな。

そんなわけで(また鎧ではないのですが)、次回からは金棒の製作記を書いていこうと思います!

…次回からね。今回は宣伝だけする。

では、また。


10月出演舞台↓

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トランス

「穏やかな風が僕たち3人を結びつけました。それが僕たちの始まりでした。」

~出演~

<teamシオン>
佐久間 章裕
瀬戸 瑞樹
若林 辰也

~スタッフ~

脚本:鴻上 尚史
演出:神山 一郎
音響・照明:鈴木 里加
製作補助:関 麻紀子
企画:GAIA art entertainment
   演劇集団オムニプレゼンツ


~日程~

2019.10/16(水)~10/20(日)

10/16(水) 14:00
10/17(木) 19:00
10/18(金) 14:00
10/19(土) 15:00
10/20(日) 12:00,18:00
※<teamシオン>若林出演回のみ

~会場~

『スペース エリア543』
東京都杉並区井草5-5-25西ビルB1F
西武新宿線上井草駅北口徒歩約1分

~チケット料金~

2700円(1ドリンク付き)

~ご予約~

https://www.quartet-online.net/ticket/gaia-omuni?m=0cjigji

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劇場の座席が28席しかなく早い段階で埋まってしまうことが予想されますので、なるべく早めのご予約をお願い致します。

また今回はダブルキャストになっていて、若林は<teamシオン>のみの出演となりますのでご予約の際はお間違えの無いようにご注意ください。